経理の仕事内容
会社のお金の流れを記録・管理・報告する企業の財務基盤を支える専門職 経理スタッフの主な業務は、日々の取引を仕訳・記帳する「日常経理」、請求書の発行・支払い処理、給与計算、月次決算・年次決算の作成、税務申告書類の準備など多岐にわたる。規模の大きい企業では「財務(資金調達・資金管理)」「税務(税金計算・申告)」「管理会計(予算管理・経営分析)」とさらに専門化され、それぞれに特化したポジションが存在する。 近年は会計ソフト(freee・弥生会計・SAP・Oracle)の普及によりルーティン業務が自動化される一方、決算分析・経営へのアドバイス・財務戦略立案など高度な業務の需要が高まっている。また、上場企業のIR対応・内部統制(J-SOX)・国際会計基準(IFRS)対応など、グローバル・コンプライアンス領域でも経理人材の需要は拡大している。リモートワーク導入率が高く、育児中・地方在住者にも働きやすい職種として人気が高まっている。- Indeed JP — 経理・簿記・会計の求人を地域・雇用形態・年収条件で検索
簿記資格の種類と取得の流れ
日商簿記3級から始めて2級・1級・税理士へ——段階的に積み上げるキャリア 経理職の入門資格として最も重要なのが「日商簿記検定」だ。3級(合格率40〜50%・学習時間約100時間)は経理の基礎知識を証明する資格で、未経験者の転職に有効だ。2級(合格率20〜30%・学習時間約200〜350時間)は工業簿記・商業簿記の両方をカバーし、中小企業から大手企業まで評価される転職市場のスタンダードとなっている。1級(合格率約10%・学習時間約500〜1,000時間)は難関資格で、税理士試験の受験資格にもなる。 簿記2級を持っていれば経理未経験でも多くの企業に応募できるようになり、実務経験を積みながら税理士・公認会計士・中小企業診断士といった上位資格へのキャリアアップの道が開ける。また、会計ソフト(freee・弥生会計)の操作スキルやExcel(VLOOKUP・ピボットテーブル)のスキルは簿記資格と同等かそれ以上に実務で重視されるため、資格取得と並行してITスキルの習得も意識したい。年収・給与の相場
経験・資格・企業規模で大きく変わる経理職の年収- マイナビ転職 — 経理・財務の転職求人を年収条件・企業規模で検索
未経験からのキャリアパス
簿記3級→2級→実務経験→転職→上位資格という王道ルート- リクルートエージェント — 経理・財務の非公開求人4,300件以上を保有する大手エージェント
経験レベル別比較表
未経験アシスタントから経理マネージャーまで——キャリアステージ別の年収と求められるスキル 経理職のキャリアは大きく4つのステージに分けられる。アシスタント(未経験〜2年)は仕訳入力・請求書処理などルーティン業務が中心で、簿記3級が最低限の目安となる。一般経理(2〜5年)は月次決算・税務補助まで担当し、簿記2級が評価される。シニア・主任(5〜10年)は年次決算・税務申告・後輩指導まで担い、税理士科目合格者や連結決算経験者が高く評価される。経理マネージャー以上は財務戦略・経営分析・M&A対応など高度な業務を担う。| キャリアステージ | 年収目安 | 求められるスキル | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| アシスタント(未経験〜2年) | 280〜350万円 | 簿記3級・Excel基礎 | 未経験から経理を始めたい人 |
| 一般経理(2〜5年) | 350〜500万円 | 簿記2級・会計ソフト・月次決算 | 転職市場で評価を高めたい人 |
| シニア・主任(5〜10年) | 500〜650万円 | 年次決算・税務申告・後輩指導 | 専門性を深めたい人 |
| 経理マネージャー・CFO | 700〜1,200万円+ | 連結決算・IFRS・財務戦略 | 経営に近い仕事がしたい人 |
アシスタント(未経験〜2年)
年収目安: 280〜350万円
スキル: 簿記3級・Excel基礎
向いている人: 未経験から経理を始めたい人
一般経理(2〜5年)
年収目安: 350〜500万円
スキル: 簿記2級・会計ソフト・月次決算
向いている人: 転職市場で評価を高めたい人
シニア・主任(5〜10年)
年収目安: 500〜650万円
スキル: 年次決算・税務申告・後輩指導
向いている人: 専門性を深めたい人
経理マネージャー・CFO
年収目安: 700〜1,200万円+
スキル: 連結決算・IFRS・財務戦略
向いている人: 経営に近い仕事がしたい人