厚生労働省の介護労働実態調査によると、介護職員の不足数は2026年時点で全国約22万人に達すると推計されており、
ジョブメドレーでは介護福祉士の求人が常時15万件以上掲載されている。高齢化社会を背景に需要が拡大し続けており、「一生食べていける仕事」として20代・30代の若い世代からの注目も年々高まっている職種だ。
介護福祉士の仕事内容
高齢者・障がい者の日常生活を総合的に支援する介護の国家資格職
介護福祉士の主な業務は、食事・入浴・排泄などの身体介助、生活援助(掃除・洗濯・買い物代行)、利用者や家族への相談対応と生活指導などだ。特別養護老人ホーム(特養)・デイサービス・グループホーム・訪問介護など、働く場所が多様で、自分のライフスタイルや希望する勤務形態に合わせた職場を選びやすい点が大きな魅力だ。
国家資格取得後は介護リーダー・サービス提供責任者・ケアマネジャー(介護支援専門員)へのキャリアアップの道も開かれており、長く働けば働くほど給与と役職が上がる仕組みが整っている。また、障がい者支援施設や児童福祉施設など、高齢者介護以外の分野でも介護福祉士の資格は活用できるため、将来の選択肢が広い職種でもある。
資格なしでも働ける?
無資格・未経験から始めて働きながら介護福祉士を目指せる
介護の現場は深刻な人手不足のため、無資格・未経験でも採用されるケースが非常に多い。入職後に「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」を受講し、さらに「実務者研修」を修了したうえで3年以上の実務経験を積むと、介護福祉士国家試験の受験資格が得られる。試験の合格率は例年70〜75%と比較的高く、しっかり準備すれば取得できる資格だ。
多くの介護施設では、資格取得支援制度として研修費用の全額または一部を法人が負担する制度を設けている。さらに研修中の給与保証制度がある職場も増えており、「資格を取りながら働く」環境が整っている。ハローワークでは介護職の無料職業訓練(初任者研修)も実施されており、費用をかけずに資格取得からスタートする方法もある。
給与・年収の相場
処遇改善加算により年々上昇中——夜勤手当で年収を大きく底上げできる
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介護福祉士の平均年収は正社員で約320〜400万円だ。政府の処遇改善加算・特定処遇改善加算・ベースアップ等支援加算の3つの制度が積み重なり、2022年以降は年収水準が継続的に上昇している。夜勤手当(1回あたり5,000〜10,000円が相場)を加算すると、フルタイム勤務の介護福祉士は年収450万円を超えることも珍しくない。
パート勤務の場合は時給1,000〜1,300円が相場で、扶養内・短時間勤務を希望する人にも対応している施設が多い。介護リーダー・主任クラスになると年収430〜500万円、施設長・管理職では500〜600万円超を狙えるポジションもある。資格手当・夜勤手当・処遇改善手当の合計額は職場によって大きく異なるため、求人票での確認が重要だ。
求人の探し方
介護専門サイトと総合型エージェントを組み合わせて条件を比較しよう
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介護福祉士の求人を探す際のポイントは3つある。第一に、「処遇改善加算の取得状況」を必ず確認することだ。加算を取得している施設は職員の給与水準が高く、国の制度を適切に活用できている証拠でもある。第二に、夜勤の有無と夜勤手当の金額を比較することだ。夜勤ありの職場を選ぶだけで年収が大きく変わる。第三に、「資格取得支援制度あり」の条件で絞り込むことだ。
介護専門の転職サービスは、施設の職場環境・人間関係・離職率など、求人票には載っていないリアルな情報を教えてもらえる点が大きなメリットだ。マイナビ転職のような総合型サービスは全国の介護求人を一括で比較でき、地域・給与・雇用形態など細かい条件での絞り込みが可能だ。まずは複数のサービスに登録して条件を比較してみることを強くおすすめする。
職場別比較表
特養・デイ・訪問・グループホーム——働き方の違いを知って最適な職場を選ぼう
介護福祉士が働く職場は大きく4種類に分けられる。特別養護老人ホームは夜勤手当が加算されるため年収が高めになる傾向がある。デイサービスは日勤のみで残業が少なく育児中の人に人気だ。訪